内視鏡胃検査
2023年の胃内視鏡検査、大腸内視鏡検査はそれぞれ約690件、240件の検査数でした。また内視鏡下に胃、大腸ポリープの切除、胃瘻の造設、交換も行っております。
2006年10月から経鼻胃内視鏡を導入しました。細径の内視鏡を使用して、局所麻酔下に鼻から挿入します。のどの麻酔は不要で、吐き気がほとんど起こらず検査が楽におこなえ、検査中に医師と会話もできるなど好評です。
内視鏡検査医師・スタッフとも、苦痛がなく安心・安全な内視鏡検査を心がけ日々患者様の立場に立った医療を提供しています。気になる症状がありましたら、来院のうえご相談下さい。
苦しくない胃カメラ~経鼻内視鏡
口から内視鏡を挿入した場合には、舌の後ろを圧迫するため、咽頭反射(オエッとなること)が多くありました。経鼻内視鏡は、鼻から挿入するため、舌の後ろを圧迫せず、反射が抑えられます。また、内視鏡検査中も検査の先生と会話ができます。
内視鏡挿入図
内視鏡サイズ
検査中も会話ができます
胃内視鏡検査の受け方~これから内視鏡検査を受ける方へ
step1
検査の前夜の夕食は夕方9時ごろまでに、いつもより少なめにとってください。当日の朝は、何も食べないようにします。
step2
病院では胃をきれいにする薬を最初に飲みます。次に、胃の緊張をとる注射をします。
step3
内視鏡(スコープ)を飲みやすくするために、咽喉の奥を麻酔します。
step4
体をしめつけるものは、できるだけはずして、リラックスしてください。上着は脱ぎ、メガネや入歯をはずし、ベルトはゆるめます。
step5
内視鏡(スコープ)はムリに飲み込もうとせず、医師の指示に従って軽い気持ちで飲み込みます。咽喉を通ったら、ゆっくり静かに「腹式呼吸」をすると、検査は楽に受けられます。
全身の力を抜いてゆったりした気持ちで受けましょう。検査は数分間で終わります。
step6
検査が終わっても、咽喉の麻酔は30分くらい残っています。すぐにうがいなどはしないでください。
自動車の運転をしばらく見合わせてください。


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