にしおか小町







 明けましておめでとうございます。
 昨年を振り返りますと。第44回衆議院議員選挙で代表されるように、改革・激変の年だったのではないでしょうか。
 医療界におきましても、政府・与党より医療制度改革大綱が出され、それに基づいた改革が本年より行われようとしております。少子高齢社会を迎え、現在の国民皆保険制度を持続可能とする為に改革が行われることには賛成です。
 しかし、その内容は財政面にかたより、国民・患者・利用者の皆様と医療サービス提供者にのみ経済的負担・痛みを押し付けているように思えてなりません。真の改革、即ち地域において質が高く安全な医療を受けられる、そして提供できるシステム構築が望まれます。
 ところで当法人における2005年はというと、二つの大きな事業を思い起こします。
 その一つが、7月15日に開設したアメニティ美幌、あさひ在宅ケアセンターです。グループホーム(定員18名)ならびにデイサービスセンター(定員20名)の二つの事業所からなり、高齢者の方々に住み慣れた地域で尊厳あるその人らしい生活を一日でも長く送って頂けることを願い、スタッフ一同、日々努力しております。
 もう一つは一年遅れとなりましたが25周年記念旅行です。9月から12月の4ヶ月間で職員ならびに家族を含め255名が2泊3日の旅行を楽しみました
。  最後に今年の話となりますが、札幌と美幌において、地域包括支援センターを開設いたします。この事業は市と町から委託を受けて行なうもので、本年4月からスタートし、地域包括ケアの中核を担うものとなります。具体的には、1)総合相談支援・権利擁護、2)包括的・継続的ケアマネジメントの支援、3)介護予防ケアマネジメントといった機能を担います。
 本年もより一層、地域に密着した良質なサービスを提供できるよう職員一同頑張りますので、ご支援のほど宜しくお願い致します。


戻る * 次のページ