にしおか小町
64列マルチ
 西岡病院ではGEヘルスケア社製64列マルチスライスCTを導入し5月7日より稼働を開始しております。
 マルチスライスCTは複数の検出器を体軸方向に配置し多くの断層像を短時間で撮影できるCT装置で、西岡病院では最新の被ばく低減技術を搭載した64列マルチスライスCTを導入しました。
特徴
短時間検査
Dr  今回導入したCTは一回転最短0.35秒で0.625mmの断層像を64枚得ることができ、胸部CTで約3秒・腹部CTで約4秒・胸腹部CTで約6秒と広範囲を短時間で検査可能です。また、広い範囲を細かく撮影できるため従来からの輪切り(水平断)での診断に加え、任意の方向からの断面表示が可能となり撮影部位を360゜自由な方向から死角のない状態で観ることにより、より正確な診断が可能となります。
被ばく低減
Dr  被ばく低減技術としてX線量可変撮影・逐次近似画像再構成などを搭載しており、これらの機能を組み合わせて使用することにより従来のCTと比較して60%以上の被ばく低減が可能となりました。




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