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病気のお話、肺癌
肺がんとは
日本における死因の第1位はがんです。このうち肺がんは男性で第1位、女性では胃がん、大腸がんに次いで第3位です。高齢者人口の急速な上昇に伴い、 肺がんは現在も死亡者数が増加しています。
症状は
持続する咳や痰、血痰、胸痛、息切れ、発熱、けんたい感、体重減少などが主なものですが、肺がんに特徴的な症状はありません。 しかも症状が出てきた場合は一般的に進行していることがほとんどです。肺がんが発症してまもない時期では、その大部分が無症状です。
肺がんは治りにくい
そのためは胃がんは最初に発見された時にはすでに進行しているものが多く、その半数以上で手術が出来ません。仮に手術が出来たとしても治癒率は低く、 やはり早期で見つかった方が治癒しやすい傾向にあります。
ぜひ禁煙を
喫煙は肺がんの最大の危険因子と言われており、喫煙開始年齢が若いほど、また喫煙量が多いほど肺がんの発生の危険が高くなります。 受動喫煙も肺がんの発生を増加させるため、喫煙をされている方は御自身のため、また御家族のためにも、禁煙をお勧めいたします。
早期発見が大切
禁煙をすることで、肺がんの発生を減少させることは出来ますが、完全にゼロにする事はやはり出来ません。治癒しやすさを考えると早期発見する事が大切です。 実際に手術が出来る肺がんも、その多くは無症状ですが、健康診断や、病院でたまたま撮られた肺のレントゲンやCT(断層撮影)写真で発見されたものがほとんどです。 そのため定期的な肺のレントゲンやCTの撮影が有効です。仮に健康診断で"ひっかっかった”場合には、放っておかないで医療機関を受診する事をお勧めします。
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