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メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームとは・・・
メタボリックシンドロームとは、運動不足や、食べ過ぎなど身体に負担のかかる生活習慣が多くの危険因子を呼び覚まし、 それらが互いに重なり合うことにより心筋梗塞や脳卒中に至らしめる症候群とされています。肥満には内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満がありますが、 メタボリックシンドロームで問題なのは内臓脂肪型肥満で、高血糖、高血圧、高脂血症を誘導すると考えられています
メタボリックシンドロームの診断基準
日本では男性の26.4%、女性の8.8%がメタボリックシンドロームと考えられています。予備軍(腹囲以外の該当項目が一つ)も併せると男性では約45%にもなると報告されています。 年齢とともに増加する傾向も認めます。
次に診断基準を示します。
メタボリックシンドロームをそのままにしておくと・・・
メタボリックシンドロームは自覚症状が少ない場合もあり放置されていることが少なくありません。しかしメタボリックシンドロームの状態をそのままにしておくと 動脈硬化が年齢よりも速く進んでしまいます。心筋梗塞を例にあげると、腹部肥満に血圧、血糖値、脂質の2項目が該当する場合は危険性が約6倍となり、 3項目がすべて該当する場合は危険性が約36倍にもなるといわれています。
メタボリックシンドロームといわれたら・・・
食生活の改善や運動によりエネルギーを消費することで、内臓脂肪の蓄積を防ぎ、更に内臓脂肪を減らすことが大事です。高血圧、高脂血症、 糖尿病と診断されている場合はそれらの治療も大変重要です。最後に検診などで自分の健康状態をチェックすることをおすすめします。
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