麻疹(はしか)ワクチンについて

麻しん(はしか)の流行に伴い全国的に品薄状態が続いており、当院においても入荷困難な状況となりましたので、麻しんワクチンの接種受付を一時中止しています。

麻しんは発症すると特異的な治療法がない重篤なウイルス感染症で、感染力が極めて強いことが特徴ですが、予防接種で予防することができます。 麻しんワクチンと風しんワクチンを混合したMRワクチンは、麻しんの予防対策として単独ワクチンと同様の効果が期待でき、風しんの予防にもつながる利点があります。 麻しんワクチンの接種を希望される方は、MRワクチンの接種をご検討ください(税込 8,640円)。

なお、MRワクチンも品薄状態ですので、速やかにご希望に添えない可能性があります。MRワクチンの接種を希望される方は、まずは西岡病院外来にお問い合わせをお願いします。

電話:011-853-8322

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【参考】厚生労働省ホームページ「麻しんについて」
Q.
麻しんの予防接種を受けるのに、単独の麻しんワクチンの替わりに、MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)を接種しても健康への影響に問題ありませんか?
A.
麻しんの予防対策としては、MRワクチンは単独ワクチンと同様の効果が期待されます。
また、麻しんワクチンの替わりにMRワクチンを接種しても、健康への影響に問題はありません。むしろ風しんの予防にもつながる利点があります。
ただし、MRワクチンは、生ワクチンという種類のワクチンですので、妊娠している女性は接種を受けることができません。 また、妊娠されていない場合であっても、接種後2カ月程度の避妊が必要です。これは、おなかの中の赤ちゃんへの影響を出来るだけ避けるためです。
また、麻しんの単独ワクチン、風しんの単独ワクチンの接種に当たっても、妊娠している方は接種を受けることはできません。接種後2カ月程度、妊娠を避けるなど同様の注意が必要です。