「嚥下調整食試食会」を開催いたしました
令和7年10月9日(木)
令和7年9月9日(火)、「嚥下調整食試食会」を開催いたしました。
これは誤嚥性肺炎の予防や適切な栄養管理を目的に2018年から行っている取り組みです。
今回は医療機関、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設など計11事業所から22名の方(看護師、管理栄養士、言語聴覚士など)にご参加いただきました。
札幌医科大学附属病院 摂食・嚥下障害看護認定看護師 船水 良太氏を講師にお招きし『摂食調整食分類2021について~「きざみ」は嚥下食?』と題して講義を行っていただきました。「きざみ食」は“咀嚼のみ”難しい方に適応となるため、嚥下が困難な方には適していないと改めて食事形態の見直しと選定の注意点についてメッセージをいただきました。
試食会では5事業所から嚥下調整食学会分類4又はそれに準ずる食事を提供していただき、各事業所で提供されている食事内容を実際に食べて比較をしました。
引き続き、この地域で最期まで「食べたい」 「飲みたい」という思いに寄り添った支援が継続できるように取り組んでまいります。
アンケート結果 一部ご紹介
  • 当院の栄養士と共に他施設との食事を比較し再検討する機会になった
  • (医療機関 言語聴覚士)
  • 講義が終始丁寧で内容が分かりやすく摂食嚥下障害を再確認出来る機会となり、適切な食事形態で提供し美味しく召し上がって下さるよう考え対応してゆきたいです
  • (介護医療院 看護師)

▲摂食・嚥下障害看護認定看護師よる講義


▲試食会の様子

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