アメニティ西岡水源地 ディサービスの目指すものとは?

 「今日のお風呂は(男性、女性)どっちが先?」
 毎日「誰が」と決まっている訳ではありませんが、ご利用者とスタッフの間で交わされる普段の会話のやりとりです。

 アメニティ西岡水源地デイサービスセンターでの入浴サービスは、毎日午前10時30分から午後3時くらいまでの間に行われています。浴室は男女共用のため、週代わりで男性と女性の入浴の順序が変わります。たとえば1月の第1週は男性が先に、第2週は女性が先に入浴する、といった具合です。ですから先のような会話が日常的に行われるのです。

 当センターの浴室は、ご利用者が5人入ってもゆったりと足を伸ばしてくつろいでいただける大浴槽が1つと洗髪や洗身を行うシャワーが4箇所。また身体状況の悪い方でも専用の車椅子に乗ったまま入浴することのできる機械浴が1台と、椅子に座ったまま肩口から足のつま先までシャワーを浴びる事のできる「座・シャワー」が2台設置されています。
 いずれもご利用者の身体状況に合わせて対応できる環境を整えています。

 ご利用者の方々から好評の企画として「変わり湯」をご紹介させていただきます。
 この「変わり湯」は毎月第3週の1週間、浴槽に入浴剤を入れて季節感のある演出や(4月には「桜の湯」、6月には「ラベンダーの湯」など)、温泉成分の入浴剤を入れて「日本縦断名湯の旅」を行っています(現在は登別、十和田と南下し1月は石川県の山代温泉の予定です)。10月に行った「リンゴの湯」は豊平区役所からたくさんのリンゴをいただきました。毎日30個ものリンゴを浴槽に浮かべますとご利用者の方々も「はじめてリンゴのお風呂に入ったわ。綺麗になるかしら?」「なんだかもったいない気もするねぇ…」「いい匂いだわ。」など意見も様々でしたが、仲間同士やご家族との会話のきっかけになる企画とすることが出来ました。これからもより楽しんでいただける内容にしていきたいと考えています。

 そんな「お風呂ばなし」が発展し、11月の行事として「小金湯温泉日帰り入浴」を実施しました。ご利用者に参加を募り2日間に渡って行いました。内容はセンターに到着後、10時30分に小金湯温泉へ出発。あちらで少し熱めのモール泉で汗を流した後は、ボリューム満点で豪華な幕の内弁当を頬張りました。帰る直前にはお土産コーナーでご家族や友人に饅頭や煎餅のお土産を買われた方もいて、大変喜んでいただけた御様子でした。

 今回は入浴サービスについてお話しさせていただきました。今後も入浴のみならず、趣味活動や機能訓練などの充実をはかり、「自分の親にも通ってもらいたいデイサービス」を提供できるよう、またたくさんの方々に愛されるように励んで参りたいと思っております。

小金湯記念写真 小金湯で記念撮影!
リンゴ湯 評判のリンゴ湯
お問い合わせ先
アメニティ西岡水源地デイサービスセンター TEL 011-584-1350

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