冬の転倒予防


介護老人保健施設 アメニティ西岡
リハビリテーション科 科長 熊谷 英樹

 寒い季節になりました。毎年のことですが、冬の路面はつるつる、札幌だけでひと冬800人前後の方が、 転倒事故のため救急車で搬送されるそうです。外出の注意点と転倒予防体操を紹介します。

雪道の外出には

 服装は万が一転んだ時に衝撃を少しでも和らげるように、クッション性のあるものが良いと言われています。 帽子・手袋を着用して、暖かく、体の自由がきく服装で出かけましょう。荷物をリュックサックに入れるなどして、 手の自由がきくようにしておくとバランスがとりやすくなりますし、後ろに転んだ時にクッションになることもあります。 靴の性能や杖には過信はできませんが、なるべく滑らない靴を選び、杖を使う方は滑り止め金具をつけておくことも大切です。 また時間に余裕をもって出かけ、路面を見分けられるようにしましょう。
横断歩道


転倒予防体操
 注意して歩いても転びそうになることはどうしてもあります。転びにくい体づくりのためには足腰の筋力を高めおくことが大切です。 運動はまずはできるところからで、少しずつ量を増やして、とにかく続けることが大切です。次の6種類は家でできる代表的な筋力トレーニングです。
予防体操1

お問合せ先 : 介護老人保健施設 アメニティ西岡 電話011-854-5510




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